長野県高校入試 前期選抜 志願理由書の書き方のコツ
皆さんこんにちは常念塾です。
前回、
前期選抜の志願理由書に関して
作成スケジュールや記載する心構えを書きましたが
今回は細かい書き方のコツを書いていきます。
まずは、
記載する内容について
以下の4つに集約されます。
1志望理由・動機
2中学校生活・部活のこと
3高校での抱負、頑張りたいことやってみたいこと
4卒業後の進路希望
学校により記載項目数は変わり
多い学校は6項目、7項目とありますが
上記4つから派生した質問のため
学校個々の記載内容は割愛いたします。
また、
松本県ケ丘高校の自然探究・国際探求は
1項目20行の記載をしますが、
質問が
「本校探究科を志願する理由について、
募集の観点や
高校卒業後の進路希望等を踏まえて記入」
となっており、
上記1~4の中で
2の中学校生活についての記載は
ないのですが、志望理由を書く時に
中学時代の自分と重ねることで
より深い志望理由を書くことができます。
なので、1から4の質問を1つにまとめたもの
と考えることができます。
書き方としては、それぞれの項目ごとに
段落で書き分けるようにすればよい、
ということになります。
A4の用紙1枚に全部で
20行ですが、
4つの項目にして書くなら5行ずつ、
3つの項目として書くのなら
6行から7行ずつ書く、というように
考えれば書きやすいでしょう。
さて、前置きが長くなりましたが、
書き方のコツです。
大前提になるのが
前期選抜=自己推薦型選抜試験という点です。
なので高校の先生に理解してもらうために
丁寧に書く、
漢字やことばの間違いがない
というのは当然として、
一番大事なのは
自分が受験する高校の先生に
通学熱意がしっかりと伝わるかどうかが
が大切になります。
1志望理由
受験する高校の「募集の観点」と
学校HPのトップ画面や
パンフレットの最初のほうの学校紹介や
受験する「科」の授業紹介ページを
しっかりと理解しておくこと。
特に、募集の観点は
自分と重ねてみることが大切です。
※この部分がしっくりこなければ、
入学後に学校が合わない可能性も
あるのでしっかりと考えてください。
また、受験する高校の文化祭や説明会で
印象に残っているところを
書き出してみる、頭で整理することも
してみてください。
書き出しは、この部分からがスムーズな
場合が多いです。
2中学校生活、部活のこと。
部活や学校外の活動で優秀な成果や
顕著な活躍ができていても、そうでなくても
実はあまり関係ありません。
大切なのは
そこから何を感じたか、何を学んだか
ということです。
もし、
よい思い出が無い場合
どう書いたらよいのか分からない、となりがちですが
その場合は、
こういう結果だったけど、
次は(今後は)こうしたい、なりたいと
逆説的に考えをまとめて書いてみましょう。
もし、「このままでよい」と考えているのなら
なぜそう考えたのか
それを書くのもよいでしょう。
これも立派な個性です。
ただ、言葉選びは大切なので
言い方は、学校や塾の先生に
聞いてみてください。
3高校入学後の抱負、やってみたいこと
ここが一番重要です。
学校への興味関心度が一番伝わります。
志望理由と被ることがあると思いますが
多少かぶるくらいなら大丈夫です。
志望理由は、全体的に気に入った部分を
書くようにして、この欄は
それよりも具体的に細かいところを
書くようにすると違いのイメージがしやすいですね。
学校のHPや募集の観点のどれかを踏まえて
高校の生活で「自己実現」したいことが
書いてあるとよいですね。
志望するコースや科の中、部活や文化祭でもよいです。
この高校のどういうところで
自分は輝きたいか、輝くことができそうかを
考えて書くようにしてください。
高校は、向かい入れる側の立場で読みます。
そのため
「この生徒、いいねー」「来てほしいね」と
高校の先生が思ってもらえるように書きましょう!
4卒業後の進路
ここは将来の進路、夢を書くところではありますが
受験する
高校で3年間過ごして
学んだことに対する進路や夢になります。
なので
入学出来たら〇〇を頑張って、
〇〇の進路に向かい夢を実現したい。など
高校生活を絡めることが重要です。
いかがでしたでしょうか。
各項目ごと
高校を意識した記載
フレーズが大切だということが
理解いただけたかと思います。
ただし、
志願理由書を作ることが
目的ではありません。
そのあとに
面接が待っています。
なので、記載した内容から
面接で質問だれたときに
しっかりと返答できるように
しておかないといけません。
言葉遣いや語調などは
学校や塾の先生に見てもらい
保護者の方には、
「うちの子らしい」かどうか
見てもらうとよいでしょう。
頑張っていきましょう!
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