あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
インフルエンザやコロナなど
だいぶ流行っているようなので
体調には十分気を付けて
過ごしてください。
手洗いうがいはやっておきましょう。
今年の干支は巳ですね。
ちなみに
干支の順番て
どうやって決まったか
知ってますか?
干支の歴史は
紀元前3600の中国の殷まで
さかのぼると言われますが、
順番については
昔話があるのでを紹介します。
むかしむかしの年の暮れ、
神様が動物たちを集めてこう言いました。
「お正月になったら新年のごあいさつに来なさい。
早くついたものから12番目まで、
順に一年間ずつその年の大将にしてあげよう」
それを聞いた動物たちは大喜び。
特にネコは喜びすぎて、
あいさつに行く日をすっかり忘れてしまったのでした。
そこで猫はネズミに
「あいさつに行くのは何日だったっけ?」と
聞いたところ、
ネズミは何食わぬ顔で「二日だよ」と答えました。
おおみそかの夜、
足の遅いウシは晩のうちから出発することにしました。
ネズミはその背中に気づかれないように
ひょいっと乗りました。
翌朝、ウシが一番乗りしようとしたところ、
すばやく背中から飛び降りたネズミが一番に。
続いてウシが二着。
走りで早いトラは三着。
その後ウサギが四着。
続いて雲に乗ったタツがたどり着き、
後ににょろにょろとヘビが。
そしてウマ、ヒツジが次々と到着。
12番目まではあと4匹です。
その頃「犬猿の仲」のイヌとサルは
けんかしながら御殿に向かっていました。
そしてその間をニワトリが
取り持ちながらなんとかゴール。
最後に
すごい勢いでイノシシが飛び込んできて、
12着となりました。
さて、
元日は昼寝をしてゆっくりと過ごしていたネコですが、
二日の朝は早々に御殿に到着しました。
しかし、あいさつの日は一日だったことを知り、
ぼうぜんとします。
ネコがネズミを見ると追いかけるようになったのは、
それからのことだとか…。
というようななんとも
面白い歴史が存在しており
これらは古代中国から伝えられたとされていますが
いつ頃にこれらが伝承されたのかは定かではありません。
番外編
実は十二支には十三番目、十四番目がいる?
猫?イタチ?
よく十二支の話を聞いていると
人間の生活に馴染みの深いものや
インパクトの強い動物が入っています。
気になるのは「猫」の存在です。
古くから人間の生活に馴染んできた動物は
十二支の逸話の中では猫はねずみに
新年の挨拶をしに行く日を騙され
2日の朝に挨拶をしに言ったことで
十二支から外されました。
そのほかにもイタチも
十二支を決める競争に参加していたとされています。
そのイタチはゴール寸前で猪突猛進でゴールを
果たしたイノシシに突き飛ばされてしまい
12位以内に入ることができませんでした。
そのことをお釈迦様に相談に行った猫とイタチは
それでも十二支の仲間に入れてもらうことは
できませんでした。
それを見ていた菩薩様が
知恵を授け騙された猫と、突き飛ばされたイタチを
何かの形で参加させることはできないかと
考え生まれたのが
イタチという言葉を使い
最初の日に使われる
「一日(つイタチ)」と
猫の漢字のもう一つの読み方である
「びょう」を時間の最小の単位である
「秒(びょう)」に当てはめたとされています。
いかがっでしたでしょう?
ネコやネズミ、サル、犬など
それぞれの動物の特徴が出ているものもあり
面白いですね。
人の身の回りにいる生き物が多いですが
「辰」だけ架空の生き物というのも趣深いです。
ちなみに
60歳は還暦ですが
これは十二支とは別に十支というのが有って
12と10の最小公倍数の60が
由来されていると言われます。
ということで
本年もよろしくお願いいたします。
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