高校受験 / 中学受験 / 公立中高一貫校受検 / 思考力指導のことならならお任せください。
こんにちは常念塾です。
何年も指導をしていて
毎年のように出てくる保護者の方から
「うちの子、本を読まないんですよ」
「どんなものを読ませたら良いですか?」
と、いう質問がきます。
以前は、いろいろ調べたり
その生徒のことを考えたりして
話していましたが、
ここ近年の答えとしては、
「ジャンルは何でも良いので
読みたそうな本を、生徒本人に見つけさせて
読ませてください。」
と答えるようにしています。
多少、年齢が高いものでも
その逆でもよいです。
理由は、
保護者の読ませたい本と
生徒本人が読みたい本が一致しなければ
どんなに良い本を与えても
読まないですし、読み切れず飽きてしまい
本棚の肥やしとなってしまうからです。
とはいえ、これだけでは
塾としての使命を果たせないため
本を選ぶきっかけや生徒へのアプローチについて
①本を見つける(買う)場所
②題材(ジャンル)の選び方
③どれくらい読めばよいか
について、そして最後に
読書の効果について書いて行きます。
①本の見つける(買う)場所
・学校や街の図書館
・書店(古本屋さん)
・博物館や美術館などの売店
などがよいと思います。
また、本屋といっても
書店により取り扱っているものが異なる
ことがありますのでハシゴするのもよいです。
博物館は、例えば松本市博物館の場合
信州や松本の地理・郷土・文化についての
本が売られています。
美術館も、たとえば絵本専門の美術館の場合
大人向けの絵本だったり、
英語訳された絵本などもあります。
個人的には、最近「窓際のトットちゃん」で
有名な「ちひろ美術館」なんかもお勧めです。
②題材(ジャンル)の選び方
・趣味や興味のあるもの
・テレビ番組や映画が出版物になったもの
・教科書の文章や
教科書に載っている記事やコラムで
気になったもの。
・入試問題に出ている本
などなど
これは本当に自由です。
具体的には
ジブリやディズニー系アニメ映画、
名探偵コナンや鬼滅の刃などのマンガが
単行本になったものもありますし
鉄道や飛行機好き生徒なら
そういった本や雑誌でもよいです。
テレビ番組の内容が本になったものでは
「ちこちゃんに叱られる」
「ブラタモリ」などがあります。
③どれくらい読めばよいのか
月に〇冊読もう、1日〇分読もうという目標は
決めないほうがよいです。
1冊をしっかりと読み
中身を味わうこと、
本が好きになることを優先させるとよいです。
1冊を読み切るのに
ページ数にもよりますが
2週間くらいで読めるとよいかと思います。
読む本の冊数や時間を決めるは、
いつしかノルマになり
読書の質が下がる可能性がありますので
読書習慣のない生徒にとっては要注意です。
いかがでしょう。
本を読む効果は
「活字に触れる」、からの
「語彙を増やす」からの
「考える力や会話や表現力、想像力が身に付く」
ことになります。
私自身、本を読んでいる生徒と
話をしているときの会話は
大人と同じ(近い)レベルで会話している
実感がありますので
読書をしたことで生徒の思考が深まっている
ことは間違いないと感じています。
当塾へのお問い合わせ
塾長直通 090-9260-2115
LINE公式アカウント(無料通話、チャットも可能)から