皆さんこんにちは
常念塾です。
昨年R5年度のいじめの認知件数が
文部科学省のHPに掲載されていました。
ここ数年間は同じような傾向が続いてますが
小学校低学年が最も多く
小学校高学年からは
減り続けているのが分かります。
小学校高学年から減っているのは
子どもたちが他人と比較できる
客観的に自分を見られるように
なる時期と重なります。
この時は自己肯定感が
養われているかが
大切な時期と重なります。
小6と中1で横ばいなのは
通う学校が変わり
それまで別の学校に通っていた生徒が
会うため、他者を受け入れることが
できるかどうかが試されてもいます。
中3生から高校生にかけては
高校受験や大学受験、
自分の進路選択に集中していく時期、
特に高校生の場合、
自分や家庭で決めた学校に
入学しますので、必然的に
同じ学力の生徒が集まっている
目的や方向性が同じ生徒が多くなる
など、他人を比較するのではなく
気持ちが自分に向かう傾向があると思います。
1000人あたりの認知件数は、
全国(政令指定都市含む)で
7.5人。長野県は6.6人で
全国平均より0.9人少なくなっています。
いろいろ考えさせられますが
この時期を乗り越えるヒントが
見つかりそうな感じがします。
詳細につきましては
以下の文部科学省の資料をご確認ください。
https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_1_2.pdf